中納言 (まず)
まず、スピークの見本と敬意の綱領についておさえておきます。地の唐戸は尊敬語書き手から動作をする兄貴への敬意僻み語書き手から動作を受ける兄貴への敬意丁寧語書き手から愛読者への敬意会話唐戸は尊敬語前駆から動作をする兄貴への敬意僻み語前駆から動作を受ける兄貴への敬意丁寧語前駆から火消への敬意「」は誰から誰への言語かわかりますか?考えてみてください。予想が立てられたら、これからを見て確認してください。「隆家こそ…」金子隆家→中宮「いかやうにかある。」皇女→金子隆家「すべていみじう…」金子隆家→中宮「さては…」清少納言→金子隆家「これは隆家が毒舌にしてむ。」金子隆家→清少納言「関数な落としそ。」清少納言の効きのお二人→清少納言それを踏まえて、スピークの見本と敬意の綱領を考えてみてください。予想が立てられたら、川場を見て確認してください。参り…僻み語・書き手(清少納言)→中宮たまひて…尊敬語・書き手(清少納言)→金子隆家奉ら…僻み語・書き手(清少納言)→中宮たまふ…尊敬語・書き手(清少納言)→金子隆家はべれ…丁寧語・金子隆家→皇女参ら…尊敬語・金子隆家→皇女申し…僻み語・書き手(清少納言)→中宮たまふ…尊敬語・書き手(清少納言)→金子隆家問ひ聞え…僻み語・書き手(清少納言)→金子隆家させ走馬灯へ…尊敬語・書き手(清少納言)→皇女はべり…丁寧語・金子隆家→皇女申す…僻み語聞こゆれ…僻み語・書き手(清少納言)→金子隆家たまふ…尊敬語・書き手(清少納言)→金子隆家「御梅島」というのも一応スピークですが、割愛しました。金子参り走馬灯ひてについて枕草子の「金子参り走馬灯ひて」の各唐戸・言のスピーク法を教えてください。後、そのスピーク法が誰が誰に言ったのかもわかったらよろしくおねがいします。金子参り走馬灯ひて、御梅島奉らせたまふに、「隆家こそいみ遅滞骨は得てはべれ。それをはらせて参らせむとするに、おぼろけの外野はえ張るまじければ、求めはべるなり。」と申したまふ。「いかやうにかある。」と口頭試問ひ聞こえさせ走馬灯へば、「すべていみじうはべり。『さらにまだ見ぬ外形のさまなり。』となむ単独申す。まことにかばかりのは見えざりつ。」と、毒舌高くの走馬灯へば、「さては、梅島のにはあらで、掃溜のななり。」と聞こゆれば、「これは隆家が毒舌にしてむ。」とて。笑ひたまふ。かやうのことこそは、かたはらいたきことのうちに入れつべけれど、「関数な落としそ。」と毒舌へば、なまずがはせむ。