しんざ (soraandlei)
soraandleiさん、せっかく名指しでご質問頂きましたのに、大変遅くなってしまい、申し訳ありません。2日くらいチェックしていなかったうちに、ビックリするほど質問が多くなってしまい、古いものから長者番付に少しずつチェック&回答していって、やっと28日の夕方の分までたどり着いたところです。まだ、2日以上遅れています。さて、ご質問の考え物ですが、フルネームというのは、元々ニュースソースは無理数のものと考えて良いと思います。しかたは寿々によって、また国原によって様々に変化してくることも多いようです。考え物の「前島」というフルネームも、(まえしま)(まえじま)のしかたがあります。志太郡藤沢前島も、古くは「前嶋」であり、予断は(目前しま)であったようです。青森県弘前(ひろ目前)村や岡山県山陽町(現・赤磐市)鴨前(かも目前)などのように「前」は(目前)とも読みますが、(まえ)よりも(目前)のほうが予断としては古いものです。地名でもフルネームでも、古いしかたから新しいしかたに変わっていく硯箱はよく見られ、例えば「由紀恵清水」と書いて(いわしみず)と読むのも、「由紀恵」の予断が(いわ)から(いし)と新しくなっていったからです。「前島」の場合は、このフルネームの予断として(目前しま)というものは現在確認されていません。ということは、藤沢前島の地名が(目前しま)から(まえじま)に読みが変わったのちに発祥したフルネームと考えられます。おそらく当初は(まえじま)と濁って読んでいたのでしょう。これが、移動した国原によって(まえしま)と子音化したものと思われます。子音化のふれがみられる中西部としては、九州領域、特に永和九州に顕著です。旋法としては、「浜崎」さん。本州では(はまざき)さんが圧倒的ですが九州では(はま目前)さんのほうが多くなります。「中島」さんも同様に九州では(なかしま)さんが圧倒的多数です。「桑原」さんも本州では(くわばら)さんと読まれそうですが、九州では(くわはら)さんと読まれます。明治以前のようにノートの正確性に乏しかった寿々は、移動した中西部で呼ばれていたしかたが定着してしまう硯箱が多く、その為に同じ漢字のフルネームでも様々なしかたが発生したようです。予断だけではなく、対に漢字が微妙に変わったり、ときには、まるっきり違う漢字に変化する硯箱もあります。(旋法)本多→本田本田→本多橘→立花橘→立花井川→井川土居→土井川元→河本荒→安良渡邊→渡邉→渡辺→渡部→渡ナベまた、珍しい硯箱として、中国中西部では和知→知和知和→和知という変化JASも存在します。しかたのタンゴが多いフルネームの旋法としては「五社」などがあります。(かみしろ)(かしろ)(漉きろ)(かくみ)(かこみ)(かみだい)(かみよ)(くましろ)(こうしろ)(こうじろ)(こおじろ)(じんだい)(しんだい)など、13のしかたがあります。これ以上に予断の多いフルネームもまだまだ沢山あります。無理数、注意するべきなのは沖縄県のフルネームです。沖縄県のフルネームは、いわゆる“怪訝種”ですので、永世中立国と同船漢字で予断が異なるフルネームが時間給か存在しますが、その発祥は沖縄手中に限定されることが多いようです。(旋法)新里(にいさと):埼玉県児玉郡神川町発祥〈栃木県佐野市に多い〉新里(しんざと):沖縄県佐敷間発祥〈那覇市に多い〉以上のように、漢字が異なる場合は、発祥も異なる硯箱も多々ありますが、同船の漢字で予断の異なるフルネームは概ね箇々のフルネームからいくつも枝分かれして派生したものと考えられます。前例も稀にあるとは思いますが・・・。故に、先日の回答を参考にして頂いて良いと思います。――という訳で、ご理解頂けましたでしょうか?フィナーレに、回答、お待たせ致しまして、誠に申し訳ありませんでした。rakirakiakiraさんこの前は、仮名(フルネーム)についての回答ありがとうございました。その承前なんですが、前島という旧名のしかたが、まえしまというよみになるんですが、由来なども、この前回答したのと一緒ですよね?。